鍋ネコちゃんと白花豆を炊いてみて。

 この間、今日に御座候(ござそうろう)という姫路のお菓子の「白あん」を思い出して半つぶれの白あんを作ってみようと花豆を炊きました。洗った白花豆を6時間くらい水につけておき、鍋に豆と2㎝角くらいに切った昆布、てんさい糖30g、メープルシロップ50ccを入れ豆がかぶるくらいの水を入れ煮始めます。アクをすくってしばらくことことと炊きます。アクをすくったら、蓋をしてコトコト煮るのですが、ここでとても役に立ってくれるのが、友達にもらった「鍋ネコちゃん」です。蓋を少し開けながら煮物が出来るスグレモノです。


 白あんは、高知に住む妹にもらったパトリシオさんの「ハッピーマクロビオテック・スィーツ」という本を見ながら始めたんですが、だいぶしてからお砂糖類は豆が柔らかく煮えてから入れる事に気がつきました!この間、黒豆を炊いてもらった時は、最初からお砂糖入れていたはずなのに....落ち着いて読むとパトリシオさんは小豆も水だけで煮てから後で砂糖類を加えるレシピでありました。つるんつるんの黒豆の姿を思い出すと砂糖類は先に入れる方が豆が煮くずれしないのかもしれませんね。

 パトリシオさんによると昆布は柔らかく煮るために入れるのだそうで、おかず昆布豆のようにたくさん入れる必要はありません。という事はおかず昆布豆は豆が早く煮えるという利にかなったお料理なんですね。
 この白あんで作ってみたいお菓子があるのですが、まだ実行していません。うまくいけば次に書きたいところです。