冬の野菜の代表といえば

 白菜は、最近1/4サイズで60円くらいのも売ってますが、鍋で使い切れないこともあります。いろんな美味しいお料理に使えるのですが、生でサラダにすることもあります。洗って切った白菜をざくざく切り、塩を振っておきます。しばらくしてぎゅ〜っと絞ります。味見をして、塩気が足りていたら、そのまんまオリーブオイルと好みの酢を入れ、味を整えます。色的にもきれいかな、と茹でたエビをトッピングしましたが、ハムや蒸し鶏なんかも合います。このサラダ、なぜかリンゴの味がします。白菜がフルーティになるような気がします。冷やした白ワインにも合うし、日本酒にも合います。

 もちろん、白菜オンリーでも美味しいです。以前テレビである料理人が、白菜に昆布の佃煮を混ぜてサラダにしていました。これもかるく塩をして絞ってから一回水で洗ってまた絞ってり、昆布の佃煮を混ぜると食べやすいです。浅漬け風になりご飯にも、お酒のおつまみにもなります。白菜は、姿がきれいだとか言われることもなくなんだかいつも主役をはずれてそうな存在です。もし「白菜に似てるね」なんて言われても、あまり嬉しくなかったりするでしょうね。
とはいえ、白菜にはビタミンCが比較的豊富でカリウム、カルシウム、マグネシウム亜鉛も含まれていて、繊維もたっぷりです。味を主張しない派の白菜、そして鍋にしか登場しない気味の白菜が、気の利いた一品になり、体にもイイなんて...私にとっては欠かせない野菜です。