かしまし娘 照枝は誰? 

 個展前や注文の絵の制作でずっと詰めていたのですが、お誘いがあり、一日一息つける機会をいただきました。大学時代から友達として作家仲間としてずっとつきあいをしてきている二人と共に過ごす一夜。一人は同級生。もう一人は元先輩。同級生の銅板画家のおうちの近くで食事して、彼女の家へお泊まりする事になっていました。彼女のご主人が長期出張の時に、時々この「女性だけの集まり」が計画されるのです。女性だけ、それも3人集まる...かしましい事は予測されていました。

 高槻の「はるぴん」でお気に入りのお料理をいただきながら、お話もフル回転だったのですが、話のつきないことに我ながらびっくりでしした。一人が話すと、気持ちいいほどつっこみがポンポン返ってきて、次々話題ごとにはずんで行きます。食事どころか...ではなく、しっかり食べてそれぞれが食べたいもの、飲みたいものを追加していきました。「はるぴん」では、はずせないお料理があって、他では味わえない干した豆腐のあえもの、もちもちつるりの水餃子、もちっとした皮で色々包んであるしゅんぴんは、遅れてお店に着いた時にはすでに注文していてくれていました。他に砂ズリの炊いたものも、ビールや紹興酒に合いました。


 そして、仲良し銅板画家のおうちまでのタクシーの中もワイワイおしゃべりが続きました。友達のお宅へ着き、リビングに入るとテーブルセッティングがしてあり感激しました。「ワイン?ビール?焼酎?」と聞かれ、白ワインをいただく事にしました。ビールに紹興酒にワインとたくさん飲んでそうですが、最近お酒を控えているので、量はかなり少なめで、ゆっくりのペースが我ながら心地よいペースであると思えてるこの頃。用意してくれた一品一品に心がこもっていて、彼女自身もうすぐ個展を控えてるというのに、きめ細かい心配りにほっとするやら嬉しくなるやら。美味しいものを食べて、おしゃべりして、少し疲れてたのがふっとびました。
 かしまし娘、「誰が照枝?」、なんて事ではないのですが、姉妹みたいで和気藹々と、楽しい一夜を過ごすことができました。


☆仲良し銅板画家のおもてなし
 チーズとナッツはちみつ
 タコのトマト煮
 ツナ、とんぶり、マヨネーズディップ
 根菜中心のピクルス
 もずくドレッシングで味わう野菜
☆はるぴん
 http://r.tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27001087/