卵サンドを作りながら

「卵は白身と黄身と別々にきざんでね!」中学校が終わってからみんなで集まってサンドイッチを作る時に、モリふうこが言いました。別々に刻むなんで、きっちりしてるんだ....と思いながら言われたとうりにしました。モリふうこが言ったことは間違いなく、とてもきれいなミモザのような刻み卵ができました。それ以来、ゆで卵のサンドイッチを作る時はモリふうこ風に、でも、白身だけを刻んで黄身はボウルの中でフォークでつぶす事にしています。その方が、まな板を洗うのが楽なので、今彼女に会ったら、そうしてみてね!と伝えたく思っています。

 卵を刻んでマヨネーズを混ぜて、野菜を合わせるとしたらキュウリが良く使われています。この間母が車の中で食べたらと持たせてくれた卵サンドは刻んだ卵に細かく切ったキュウリが混ぜてあって美味しかったです。昔はキュウリはスライスしていたと思いますが、いつからかキュウリを細かく切ることにしているみたいです。しょうがティさんちのポテトサラダにらっきょうが刻んで入っている事を聞いて、卵サンドの卵にらっきょうを混ぜてみてはどうかな、と思いつつ今朝もプレーンな卵だけのサンドイッチになってしまいました。


 卵を刻むと他に思い出す事もあります。小学生の時に隣の席のヒラマツ君に「にぬき」と言われてた事です。ゆで卵に似てると、ヒラマツ君だけにそう呼ばれていました。お返しに「牛乳」と言うあだ名をつけてあげました。「牛乳!」と心の中で呼んで、実際はそう呼んだ事はありません。「牛乳」と名付けた理由は違うのですが、そういえば彼の顔は牛乳瓶の様でした。