ザクザクボンボンりんごの炊いたン

 昨日今日と台風でりんご農家の方は大変だったと思いますが、今はりんごの美味しい季節です。実家に絵のモチーフをと取りに行った時に、急ぐ私にりんごを煮たのをジップロックパックに入れて渡してくれました。私が用事をしている間、大きな鍋の中にりんごらしきものがぐつぐつ炊かれていて、上にはりんごの皮も浮いていました。両親はそのりんごの炊いたンを毎朝ヨーグルトに入れて食べているからか、二人とも健康そのものです。

 今日仕事の合間に小腹が空いたので、クッキーでも食べようかな〜と思いながら、その炊いたりんごの存在を思い出しました。ヒンヤリ冷えたりんごの炊いたンをお気に入りのマグカップに入れて、食べていたらその甘みがちょうど良かったので、母に電話して聞いてみました。
  「あのりんご、どうやって作ったん?」
 「作り方?りんごを皮ごと、きれいなタワシでよ〜っく洗って、ザクザクって切って、鍋にボンボンっと入れてことこと炊くだけ」
  「甘みは?」
 「お砂糖は入れてへんよ」
  「美味しいな」
 「ふふ....(嬉しそう)りんご12個も炊いたん。お鍋は底が5重のなってるからいいんかな」
ザクザクボンボンの簡単なレシピですが、皮ごと食べる理由など聞くのは忘れました。たぶん繊維質でおつうじに良いとか、皮と実の間は美味しいとか、ではないかと思っています。