馬の背峠越えのご褒美

 仕事が一区切りついたところでもあり、晴れるとわかっていたこともあり、サイクリングに出かけました。相棒さんが念入りにコースを考えてくれ、「三方五湖へのサイクリングコース」は、敦賀気比の松原から始まりました。車に自転車を積んで、敦賀まで行き、気比の松原で自転車を組み立ててスタートしました。今回のコースでの山場が、コースの始めの方にあり、その馬の背峠は、へなちょこローディにはかなりの難関でありました。坂を上れども上れども登り坂が続きます。私の横について相棒さんが、「あと少し」「もうちょっと頑張って」「あれで最後」等々声をあっけながらハアハア苦しむ私を励ましてくれたおかげで降りることなく頂上へ行くことが出来ました。心拍数は170以上で心臓が飛び出すかと思うくらい長くハードな道でした。その後は下り坂で、楽々と気持ちよく景色も楽しめたのですが、「帰りはこれを上る事になるのだろうな.....」と心配になりつつ降りていきました。
 水晶浜という海水浴場まで走り、少し休憩をし、いよいよ三方五湖めぐりのサイクリングとなっていきました。

 湖はそれぞれ名前が付けてあり、きれいな名前の「水月湖」で少し休憩しました。水月湖まで、ドライブで時々来ていたのですが、車では通りにくい道を自転車で走って着いたことで、いつもは見られない景色も見られました。ときおり釣りをする人以外人を出会うことも少なく、木陰の細い道を自転車で走るのが心地よく、夏に来ても気持ち良さそうでした。坂でハアハア言ってた自分がうその様でした。

 おなかも空いたので、三方のうなぎを食べにそこまでがまんしてしばらく走りました。


 湖沿いのお店は人気もあり、ロケーションも良いところでウナギを食べるのを楽しむ人が出たり入ったりしていました。鰻丼の並を頼んで、少し可愛いサイズだったのが惜しかったですが、ウナギパワーでさらに走れると思いつつランチタイムを楽しみました。
 帰り道は行きで苦しんだ道が待っていて、また励まされながら登り坂をクリア。とは言え「死にそう!」「助けて!」と何度発したことでしょうか。その後は海岸線を走り、車を止めた所まで行き、海を見ながら少しくつろぎました。

 海岸では釣りをする人がちらほらいたのですが、ベンチの横に座りに来た大阪から来たおっちゃん曰く「今日はちっとも釣れへん!」らしかった様です。自転車をまた分解して車に積んで、夜ご飯の材料を探しに敦賀の町へ行きました。じぎさんという親切な酒屋さんで「黒龍純米酒」を買い、スーパーへ魚を買い、自宅でゆっくり楽しもうという計画です。峠を頑張った私には「黒龍純米酒」や魚がさらに美味しく感じられると思っています。

click人気blogランキングへplease!

Thank you!