日曜日+晴れ+満開

　日曜日+晴れ+満開　人が一杯の条件が揃いましたが、マキノの桜クルージングは朝一番の船を予約していたので、その心配も要りませんでした。熱いお番茶をポットに入れてお客様3人が電車到着を待ちました。和菓子を持って来てもらえることも聞いていたので、湯飲み茶碗と和菓子用の小皿も用意しました。5人落ち合って、船着き場に向かいました。船の前で記念写真を撮ってる間に、他の予約した人が船に入って行き、窓際の席がなくなっていました。動き出した船の中で和菓子とお番茶で一息ついて、甲板へ出てみました。外のぽかぽかした空気も気持ちよく、初めて見る琵琶湖からの桜の木々はとてもきれいでした。和菓子タイムの用意などで、カメラを持って出るのを忘れてしまったのが残念でしたが、後で誰かに見せてもらおう！という気持ちでしっかり自分の目で見ておきました。
「あれが　”おばあちゃん桜”ですよ。」と船頭さんに教えてもらって見た桜は他の桜よりほんのり色が濃く不思議でした。「今日よりも明日の方がいろが濃くなりますよ」普通咲けば咲くほど色が薄くなるはずだと思っていたのですが、70歳の”おばあちゃん桜”は鮮やかさを増して美しさをアピールしているのでしょうか。見習いたいところです。
　船はどんどん進み、満開の桜が続きます。サイクリングの時に見たまだつぼみもたくさんあった木の桜も満開で、山の木々の深い緑や淡い緑をバックに美しいピンク色が美しく皆で感激していました。船が岸から遠ざかると、そのピンク色も彩度が少し落ち、それもまたはんなりとした色合いとなるのでした。約一時間の桜クルージングを終え、清水の桜のところまで案内してしばらくそこでもお花見をしました。この桜は木は大きいのに花がとても小さく可憐でした。


　桜を満喫してランチタイムとなりました。バーベキュ-を予定していて、すぐに食べられるように前日から準備をしておきました。相棒さんの指示で鶏肉に塩、こしょう、オリーブオイル、タマネギ、セロリとつけ込んでおくといい味になります。ジャガイモも電子レンジで少し柔らかくておいてアスパラとお皿に並べておけば、さっと焼くだけですみます。前菜にはラタトィユ、野菜ピクルス、冷やしトマト作っておいたので、肉が焼ける前のお酒のアテになりました。バーベキュ-の焼き野菜って焦がしてしまいがちなので、野菜は一品料理にすることをオススメします。差し入れしてもらった、京都の美味しいお豆腐、お揚げ、パン、お漬け物など次々つまみながら、いろんなお酒と楽しみました。お客様の翌日のお仕事の関係で5時でお開きとなりましたが、早朝からのスタートで明るいうちに終わるこんな会もいいもんだなあと思いました。

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