インドカレー

 インドカレーが食べたくなって作ることにしました。ずっと食べたかったのですが、タマネギを炒める事を想像するとなかなか調理する元気がなかったのでした。「タマネギとことん炒め」この部分ははずせないのがインドカレーです。

 鍋にオイルを入れてクミンシードを炒め良い香りがしたら、ニンニク、ショウガを加え、その後はみじん切りのタマネギをひたすら炒めなくてはいけません。タマネギが炒めやすいように中華鍋で炒めるのですが、なかなか茶色になりません。

 もっと頑張って....と次第に色づいてくるのですが、たぶんもっと炒めなくてはいけない所で次の手順に移ってしまいます。次に鶏挽肉を炒め、トマトのざく切りを加え、カルダモン、赤唐辛子、ターメリック、シナモンなどのスパイスを加えると、良い香りがしてきます。この辺で鍋に移し替えて、ローリエを一枚入れて蓋をしてコトコトと30分ほど煮ます。

 煮える間にタンドリー手羽先を作ります。ヨーグルト、塩、おろししょうが、パプリカ、こしょうを混ぜた中に手羽先をつけておき、カレーを食べる前に焼くのですが、私は魚焼きグリルで焼きました。

 カレーにゆで卵があることを想像したらワクワクしたので、ゆで卵も作り、カレー鍋に入れました。味見をしたら、何か物足りないのでパプリカを赤さを感じるくらい足してみました。四つ橋のインドカレーの味を追求した元同僚の方が「パプリカをかなり入れるらしい。パプリカでお店の味に近づいた..」と言ってたことを思い出したからです。そこのカレーはテイクアウトも出来るのですが、「透明のビニール袋に入れてくれるので電車の中で恥ずかしかった」と言ってた別の元同僚の事も思い出しました。タイでは「サイプラスティック」と言ってカレーは透明のビニール袋で持って帰るのが日常的です。今日のお弁当に、「それはないな」とタッパーに詰めました。