杉本博司を観た後に行く厚生食堂

 金沢、21世紀美術館杉本博司展、富山、発電所美術館へ大西伸明展を見に行きました。杉本博司は彼のコレクションである化石などがたくさん展示されていてしばらくは写真との脈略がわからないまま見いっていました。各展示室に入る所にある説明書を読み彼の制作映像を見てるうちに、歴史あるものへの尊敬の念や素晴らしさに誘発されて作品制作をしてきた事が感じられました。簡単に言えば作品を作るきっかけが化石や骨董品であり自分の関わり方が写真である、のですが、彼自身が分かりやすく具体的に説明するところが彼の作品を魅力的にみせている事も大きいかと思います。「アメリカで写真を学ぶ間、作品の見方を習わない事が良かった」「観る人が自由に感じてもらえたらイイ。」と押し付けないながら、作品についてもきちんと語るので、観る側もおいてけぼりにもなりません。
 観終わってから金沢港の船員食堂の厚生食堂で海鮮丼を食べ少し休憩。気取りのない建てががまえの食堂に雨の中ダッシュです。イメージしてた超リーズナブルな価格ではないですが、近江町市場内の海鮮丼が2千円近くするならば美味しくて1000円なので満足でした!魚フライ定食は900円で、他にも色々選べます。食事を運んでくれる女の子も綺麗だし(私、おじさん!?)それもオッケー!食べてから富山へ向かうのですが、あまりの雨に途中の風景も楽しめませんでした。