滋賀 地酒の祭典

 
9日は滋賀地酒の祭典に参加するため、大津プリンスホテルへ黒一点+女子3人組で行きました。きき酒初体験の面々で「きき酒会」にまず参加したのですが、日本酒の数の多さにびっくりしました。大きな会場の外周は一本ずつお酒が並べてあり、その前に利き酒のお猪口がおいてあり、まず色が観察できました。そのお猪口にスポイドが入っていて自分のグラスに少量入れて香りを確かめ、口に含んで味を確かめます。その後はそのテーブル近くに置いてあるバケツに出して....というのが正しいのでしょうが、しっかり飲み込んで味わう、ということを女子3人組で楽しんでいました。少量しかグラスに入れず、ひと種類ずつ、グラスを洗うついでに和らぎの水を飲みながら口の中のお酒の味を消すようにしていたので、酔っぱらうことなく色んなテーブルを回ることができました。「うん、これはお米の甘みがよくわかるな」「あ、これは香ばしいな」「わ、飲みやすい!」「私、これ好き!」など言いながら楽しんでいました。それにしても、種類が多く、だんだん味の違いもわからなくなり「きき酒」の難しさを知りました。あらためで”利き酒師みきさん”はすごいな!と思うのでした。


 真ん中には、各蔵元さんがお薦めの日本酒を、飲ませてくれるブースがあり、知っている蔵元さんのところへ行って飲んだことのないものをいただいたり、知らない蔵元さんのお酒を試してみることも出来ました。お気に入りのお酒があれば買うことも出来、お酒は買わなかったのですが、かわいい日本酒ボトルのストラップや手ぬぐいなどはぬかりなく買いました。

 日本酒ファンだけでなく、お米作りの方々も参加されていて、その方から声をかけていだき「酒米」について色々説明していただけ興味深いひとときも過ごせました。育てるのが難しい「渡り船」という長い丈の復刻米を初めて見て、またそれを育てることが難しいことを専門家の方から聞いた後で味わった「渡り船」で作られたお酒の味はより深くしみわたりました。