栗の季節


 仙太郎のお菓子で、丹波栗を使ったものが美味しく、もっと栗を食べたいという気持ちが強まっていました。そのお菓子の栗は、ちゃんと蒸して使ってるなというものでした。栗を買って食べたいなと思いつつスーパーでは生栗が700円くらいで売られてて、あまり買う気にはなりませんでした。


そんな事もあって、 和歌山へ行った時に中辺路町熊野古道のある茶店で栗をみつけて嬉しくなってしまいました。ビニール袋に入った栗がひと袋100円で売られてたので迷わず買いました。茶店の女主人は地元では有名らしく、色々お話してもらったわりに栗の事より桜についての話がメインでした。お散歩中に拾った栗を売ってるのかと思われます。さて、栗を買ったものの茹でた事もない私は、ネットで調べてみました。私の母は夕食の後、テレビを見ながら生栗の皮を包丁で剥き、「あ痛た…!」と必ず指を怪我していたので皮を剥くのはこわいな、と感じてました。サイトをなん箇所か見た結果一晩水につけて茹で、茹で汁にしばらく栗をつけておくる方法を選びました。それなら剥きやすい!と思えたのですが、そうして茹でた栗は結局包丁で縦半分に切り、小さなスプーンでほじくって食べる事になりました。食べにくさはさておいて、秋の味覚を楽しみました。