秋の京都はデーとコースにピッタリ!


友達と京都でデート。待ち合わせは、阪急烏丸駅近くの喫茶店で!とかなり抽象的な約束で。烏丸駅で降りて探せども思っていた喫茶店がなく、しばらく思案していたら『思っていた喫茶店は隣の駅の河原町駅であった』ことをふと思いだしました。わあ1!どうしよう。怒られる....と思っていたら、友達から「どこにあるのかなあ?」と電話。幸い怒られずに済み、喫茶店へは入らず目的地までしばらく二人でぶらぶらと歩きました。
 ぶらぶら歩くと面白いお店をみつけたりします。友達が”イノダコーヒー”へ行きたいとうので、そこでハムトーストとアップルジュースで休憩。今カフェインをとらないようにしているので、コーヒーの美味しそうな香りがしてもジュースで我慢です。紙製品のお店ROKKAKUもみつけ、可愛いレターセットやなどなど購入。平安画廊で『寺田一行展』を見ました。ユーモラスな線使いや画面の中で少し使われてる色がきれいなエッチングです。その後はけあげへ向かいました。
 けあげのアートスペース虹は表一面がガラスのドアで、画廊の中作品が外からも見えます。「山内裕美展」の彼女の作品の美しい色彩が、ガラス越しにぱあっと目に入ってきました。風景を元に作られた作品ですが、風景は分解され色を重ねながらまた組み立てられて元の風景とはまた違った空間となって表現されています。しかもたくさんのドットで。ドットゆえ印刷物やデジタル的な要素で、風景画と一度距離をおいたものとなりながら、手作業で重ねられて出来た空間はなぜかなつかしい風景に見えます。いろんな人がいろんな風景を思い出して見るのかな、と思ったりしました。