マキシグラフィカ、タソガレノビギンで見た猫!


京都市美術館でマキシグラフィカという展覧会がありました。先日終わってしまったのですが、版画を専門としたアーティストたちが個々の最大限の表現していて、とても興味深いものでした。キュレーターがひとくくりのジャンルで集めた展覧会でなく、問題意識を確認しながらアーティストが集まって一つのかたまりとして、観てもらおうといった自主企画から始まりキュレーター、評論家、サポーターの方々に協力してもらってって実現した展覧会です。組織には、それぞれカラーがありその中の個々はその数だけのオリジナリティがあります。もし、取り敢えず参加しておこうとカラーに甘んじていたら、組織としての力が曖昧になってしまいます。複数の力が集まってこそそのかたまりは観る人をあっといわせるものとなるものです。その展覧会は終わってしまいましたが、京都富小路通三条上がる福長町の、H2Oというギャラリー(http://www.eaudesign.com/h2o/index.html)で、タソガレのビギンという小品の展覧会で同じアーティストたちの作品が観られます。こちらはそれぞれの作品ががキュートです。小さなサイズでの最大限、その中でお気に入りの作品の写真を載せました。路地を入った空間で、あっと思う小さな作品に出会えるかもしれません。10/5までなので、今週末の京都観光のコースにプラス!です。