金沢”寺喜屋”での前夜祭


 ロン・ミュエック展へ行く為前乗りで金沢入りをして、しかも海鮮を味わおうとぬけめなく計画をたてていました。行きたかったのは、”寺喜屋”というお魚やさんがお食事も出すというお店です。金沢市野町(犀川大橋詰め)にありますが、ひらがなの”てらきや”は、宴会専門のようで、”寺喜屋”へ行きました。お店は、カウンターと3席と奥に座敷。

 
 魚料理が美味しいと聞いていたので、まず生ビールとお刺身盛り合わせを頼みました。お店の方が「カウンターにすぐ食べてもらえるのもありますよ」と言われて大皿が並んでる中からジャガイモを選びました。行く前に色んなブログを見たりしている中で、「サカナは美味しいんだけれど、じゃがいもの煮たのが美味しかった」という事が頭にあったからです。なるほど、ほくほくして、煮くずれしてないのに味がしみているジャガイモ、美味しかったです。


お刺身、ジャガイモと食べ、金沢ならではの治部煮が出来、甘辛い椀物でおなかも落ち着いてきました。そのころ、のどぐろの塩焼きが焼き上がり、そのサカナの脂の美味しさをゆっくり楽しみました。けっこうおおきな焼きものなのに、1500円。京都や大阪ではこうはいかないでしょう。

 地元のもずくも美味しくさっぱりとし、冷や酒も少し楽しみました。二人で生ビール3杯、甚という純米酒の冷酒300ml一本と合わせてその日の夕飯代は、6000円台でした。お酒の量はかなりセーブしていたこともありますが、リーズナブルであると思います。

 美味しくかたのこらないお料理ばかりで、ほっこりし、久しぶりに外食でゆっくりできたのも嬉しい金沢の夜でした。