暑い日にこそのハモしゃぶ

 
 お盆の里帰りは、どこかへ食べに行く事が多いのですがこの夏は義母の家でハモしゃぶをすることになりました。京都北区の大将軍の”山紫”にお願いして、お持ち帰りのハモしゃぶを作っていただきました。あらかじめお皿を預けて、きれいに盛りつけていただいた頃に取りに行きました。預けたお皿はマキノ海津さんで買ってきた”石皿”と、私の父の書き落としの大皿。それどれのお皿にハモや野菜がキレイに盛りつけられていました。出汁は、ハモの骨を焼いてことこと煮たものでいったん冷やされペットボトルに入れて持って帰れるようにしてもらってました。特製のポン酢や紅葉おろし、ネギのみじん切りも用意していただいてました。
 いそいそと持って帰り、夏の鍋の会が始まりました。コクのある出汁が煮えたところへ、ハモを入れて透明なハモが白っぽくなったらすぐにポン酢の入った器へ入れ口に運びます。ふわふわっとハモが口の中で溶けていきます。口々に「美味しい!!美味しい!!」と言いながらお箸が次ぎのハモへ。口あたりが軽いので、いくらでも食べられます。野菜もシャキシャキと食べられるうちに鍋から取り、ぱくぱくいただきました。一人暮らしの義母も鍋はなかなか食べられないのと、ハモの美味しさに感激していました。

 お酒は、高知に住んでいる私の妹のお土産の発砲吟醸酒”美丈夫しゅわっ!!”から始めました。名前のとおりしゅわっ!!とした爽快感と少しある甘みが夏の食前酒にぴったりでした。その後は亡き義父の好きだったエビスビールをかなりいただきました。暑い日に、クーラーをきかせての、ハモしゃぶと冷たいお酒、大好評でした。