リハビリでうまれた可愛いレザークラフト

 
 友人が大きな病気をしてリハビリ中に病院で小物を制作していました。皮に絵を描いたり縫ったりしたものです。レザークラフトというと、ちょっともったりしたもののイメージがあったのですが、彼女の作るレザークラフトはとても楽しいものばかり。楽しんで作っては、色々作品も増え、その楽しんで作ることで自分自身元気になれたようです。リハビリにも色々ありますが、計算どうりにはいかないことが多々あって、良くなったかと思うと翌日は元に戻ったりもっと戻ってしまったりの日々を過ごすことがあります。私の父も倒れて、手が使えなくなったのですが、ショックを受けてばかりでなく毎日お見舞いでいただいた花を描き続けていました。描きづらい手で描いては、その絵を見せてくれました。内心は元のように絵が描けるかなあと心配をしていたとは思うのですが、手を動かし、スケッチブックに何か残すことで毎日の目標となり回復も早かったように思えます。友人の作品は、今や彼女の生活まで変えようという勢いです。そんな作品がたくさん増えて色んな人も楽しめるのではと思っています。
 
 その友人のお父さんは、彼女の作品とはうって変わった”はかり”が大好きです。たくさんある中、お気に入りの”はかり”を見せていただきました。今は使わない”はかり”です。でも、好きなものに囲まれてとっても幸せそう。美味しい物もHappyになれますが、小物を作ったり集めるのもHappyになります。私も先日、神戸の元町の雑貨屋さんが立ち並ぶ通りで、可愛いものやステキなものを見ていたらあっという間に時間が経っててびっくり。実用品でないものも体や心が元気になれる物は必要だなあと思っています。