ブルガリアンムサカのソース


 一週間前からわが小さな家庭菜園のズッキーニの花が咲き始めました。写真におさめるには早朝にしかチャンスがありませんでした。黄色い花は茎の高さのわりに大きな花で、ぱあっと咲いたら夕方にはパラソルを閉じたようになっています。他に植えたものを見たら、満願寺とうがらし、ししとうも小さな実を付けていて、枝豆にまで子枝豆をみつけうれしくなりました。


 野菜が好きなので、野菜メインの料理が多いのですが、ナスやタマネギがたっぷりの”ブルガリア風ムサカ”に挑戦しました。以前ニューヨークへ行った時に、陶芸家の友達に連れて行ってもらったギリシャ料理屋さんで”ムサカ”を初めて食べ、ナスに覆われたハンバーグみたいなお料理という印象でした。ギリシャ風は時々作ってみましたが、ブルガリア風とは、どんなものか。基本的には炒めた豚挽肉、タマネギ、トマトとハーブを加え、煮詰めて揚げたナスと交互にしいていきます。ナスに覆われたハンバーグというより、ラザニアのような作り方です。
ブルガリア〜ンと思えるところ、決定的なところがその上のソースです。ヨーグルト200CCに小麦粉小さじ2杯、玉子二つを割り入れよく混ぜたものがギリシャ風とは違うところです。そのソースをナスの器にドロリとかけ、好みでとろけるチーズをのせて200℃のオーブンで焼きます。


 ブルガリアンソースは、焼くことで、焼いたマヨネーズのようになり、フワフワして、チーズだけで焼くのとはひと味違いました。スの入った茶碗蒸しっぽい食感でもありました。
ズッキーニが出来たらオーブンで焼いて、塩とオリーブオイルをかけて....でもブルガリアンソースをかけて焼いても美味しいかもしれないなあ〜と楽しみにしています。もちろん白ワインもしっかり冷やしておいて。