北海道札幌市でのお蕎麦、お寿司体験

 
 初めて北海道へ行くことになりました。12月7日に千歳空港へ到着。ネットショップのオーナーのお迎えで札幌市まで車で移動しました。寒いのかなあと思っていたものの、予想していたほど寒くなく、雪も強い風もなく、”北海道へ来た”という実感はまだなく、移動中、木々や建物をを見てようやく’北海道らしいのかなあ”と感じてきました。
 
 札幌市内でまず、お昼ご飯に札幌市中央区南2条西12丁目のお蕎麦屋さん”志の家”に連れて行ってもらいました。更科ソバがメインですが、ブレンドが違うソバもあり選ぶ楽しお蕎麦は難しい話を聞いたり語ることもなく、気軽に食べたい派です。こだわりの店主からおこられないかなあと思いながら食べるのも面白くないと思ってしまいます。札幌市の志の家は、美味しくて肩のこらないお蕎麦屋さんで、私のお気に入りリストに入れさせていただきました。
  
 食事の後は、夕方までしっかりみっちり仕事をして夜のお楽しみタイムとなりました。札幌市すすきののお寿司屋さん”写楽”へ連れて行ってもらい、ここでは北海道ならではの魚貝類を色々堪能させていただきました。お寿司の前にお刺身を出していただきました。ツブ貝、ウニ、活けタコをいただき、白子のポン酢和え、焼いた山椒イカや、イカ山わさび和えなどタイミングを見計らって出してもらえ、しかも何を食べてもとても美味しいのが嬉しかったです。イカのやま山葵和えとは、イカを擦ったやま山葵びで和えてあるのですが、この”やま山葵”聞くのも食べるのもが初めてでした。山葵より爽やかさがあり、山葵とショウガの間のような味に感動して思わずどんなものなのか質問しました。私が知っていた山葵は水耕栽培の山葵ですが、やま山葵は土で育つものだそうです。

 私があんまり興味を示すので、お寿司を握ってた方に、その”やま山葵”を奥から持って来て見せてもいただいた上、さくさくっと三人分切って袋に入れてお土産にもしていただきました。「土に埋めておけば育ちますよ」と言われたので、’やま山葵プロジェクト’が始まるなと、思いをはせていました。色々握っていただいた”しめ”に細巻きを出していただいたのですが、その中身はやま山葵。ピリっと爽やかなやま山葵と煎りごまの風味が口をさっぱりさせてくれるのと、日本酒が進むのとでとても印象的なお寿司でした。P君は、「お寿司飯だけ食べさせてください」と御願いしていたくらい寿司飯にも興味津々でした。今度は彼が質問して、寿司飯の美味しさが”赤酢”であることを教えてもらっていました。赤酢も初めてのものですが、まろやかな甘みを感じる酢ではないんでしょうか。気になります。今回いただいた日本酒は北海道の地酒で、日本酒度+8の写楽オリジナルのお酒。北海道の海の幸と山の幸そして地酒で過ごすすすきの夜も、美味しいお蕎麦のランチタイムも北海道初日のいい思い出となりました。