虹を二度見た日に食べた”ふうりんラーメン”


 鍋パーティの翌日のことです。みんなで兵庫県立美術館へ行くことにしていたので、コーヒーと食パンで軽く朝を済ませ神戸ツアードライブが始まりました。自宅を出て少し移動したところで、”虹コンプりリート”が空一杯に拡がりみんなで感激していました。気分のいいスタートです。前日のお酒が頭のへんで残っていようと爽快な気分になりました。滋賀から京都へ、そして車は名神高速道路へ入りました。名神から西宮から今度は2号線へ移動しました。めざすは、”ふうりんラーメン”のラーメンです。名神の大阪のあたりから空腹だったので、早くそのお店へ着かないかなあと心待ちにしていました。2号線には芦屋から住吉...とラーメン屋さんがたくさん並んでいました。まさにラーメン通りでした。”達筆すぎて読みにくい漢字の名前のお店”が多い中、”ふうりん”という優しい名前のお店が際だっていました。住吉店の”ふうりんラーメン”に入るため、近くのパーキングで車をとめました。そこで2度目の”虹コンプリート”に出会う私たち。普段の行いがきっとイイのだ!とまた感激。

 そして、いよいよ”ふうりんラーメン”に入りました。

 カウンターに並んで座り、何にしようかな.....。メニューの写真を見てみんな迷わず「特製ふうりんラーメン」を頼む事にしました。

 熱々のラーメンがカウンターに並びました。煮卵、チャーシュー、角煮、ネギ、のりがキレイにラーメンの上に盛りつけてありました。「美味しそう!!」まずスープをれんげでいただきました。あっさりしているのに、こくがあり醤油もまろやかな味。「美味しい!!」麺を食べようとしたら、炒めた白菜が入っていて、スープのまろやかさの秘密をみつけた様な気がしました。そして麺はツルツルとのどごしも良く、美味しいスープととてもマッチしていました。角煮もあっさりしていて、あっという間にいただいちゃいました。「ごちそうさま!美味しかったです」作った方に心の中でそう言いました。
 2号線の他の”達筆すぎて読みにくい漢字の名前のお店”のラーメンはきっと、背脂だとか、豚骨オンリーのこってりしたものが多いとにらんでいます。それに対して、名前からしても優しい”ふうりんラーメン”。 多くのファンは、その丁寧に作られたスープのファンでもあると思います。虹を二度見て、美味しいラーメンを食べて満足の一日でした。