豚豚鍋とつけだれ二種類と大吟醸

 寒くなってきたので、鍋指数が上がります。鍋好きでもいつも同じ内容では面白くないので、それなりに工夫して楽しんでます。豚しゃぶでも、豚団子も作って豚豚鍋にしよう!と豚挽肉も買いました。

鶏団子は定番ですが、豚団子、ひつこくならないかな。塩、ネギのみじん切りとおろし生姜をやや多い目に入れました。つなぎは、片栗粉や玉子を入れないで、水を加えます。
水??という感じですが、ふんわり仕上がります。前に中国人の料理人を父に持つ方の記事を見て以来、豚団子にはお水を加えています。鍋には、昆布だしと斜め切りの白ネギをたっぷり。
沸いたら豚団子をスプーンで入れていきます。アクが出たら丁寧にとって、油揚げ、豆腐、野菜を入れ、しゃぶしゃぶ用の豚肉を入れ、食べて行きます。

そして、煮えた肉や野菜は何につけて食べるか。大阪人はポン酢醤油率が高いそうです。私は、京都生まれで、ポン酢醤油しかない!ってことはないですが、醤油メインで、スダチを搾るのが好きです。自宅の柚の皮を千切りにして加えるのも、好きです。今回はお店で覚えたつけだれを二種類試してみました。

1.祇園の北里で面白かったつけだれで、ポン酢醤油に生卵を入れたものがありました。それも今回我が家の鍋で試してみました。たしかにポン酢醤油のはっきりした味がまろやかになります。
2.東京の羅豚(ラブ)で覚えた”めんつゆ”をつけだれとしていただく食べ方。けっこうクセになります。

 今回、お店でお取り扱いする”大治郎”の大吟醸を少しいただきました。このお酒はお歳暮のセットでご紹介する予定です。ほんのり甘みを感じながら、キリっとしまりもあり、豚団子とも合いました。この間、友達が「甘みのあるお酒でお刺身を食べるのがけっこう気にいてる。」と言ってました。なるほど、辛口だけが、食事に合わせやすいというのも、思いこみでしょうね。実際、食事が美味しく進むということが、相性がイイって事です。色々組み合わせを試していきたくなりました。
 豚豚鍋で出来た出汁は豚だけに、濃いめのスープとなしました。うどんを入れて仕上げて、お腹も満腹、気持ちも満足の一夜でした。