MoMaコレクションのしょうゆさし

 

 キッコーマンしょうゆ卓上びんは、ニューヨーク近代美術館展に永久保存 ということで、 MoMaコレクションが、なにげに我が家にもあります。意識して、カナダに行った時にも英語のロゴのキッコーマンしょうゆ卓上びんも買いました。この”しょうゆさし”は 栄久庵憲司 (えくあんけんじ)さんにデザインで40年以上使われ続けています。しょうゆは、我々の生活には欠かせない調味料です。家家でいろんな容器に入れて日常の何気ない物として存在しているかと思います。

 昔のお弁当には、魚の形の小さいお醤油入れが定番でした。今でもありますが、普通の瓶の形のようなもが入っているとちょっとがかりします。以前長谷ちゃんという女の子、家がお蕎麦やさんで、「その魚の醤油入れがたくさんある」と言ってたのを聞き逃さず、持ってきてもらいました。絵の具を溶くときに、少しお水を足したいときに水入れとして使っていて、重宝しています。横浜のシュウマイ弁当に入っている醤油入れも、ヒョウタンの形をして、誰か、お箸置きに使っていると言ってました。この間、そのシュウマイ弁当の醤油入れがのフタが、コルクでなくプラスティックだったのを見て、なんか違う....と思ってしまいました。 MoMaコレクションに選ばれても、そのまんまのキッコーマンの”しょうゆさし”。変わらない形でいることと思います。我が家では、入れ物として使っているので、ヒガシマルの醤油が入ることがあったり、和歌山のちょっと高めな醤油が入ったりすることもあるけれど、雑貨店で買ったものより使いやすいから形としては、定番となっています。