ハモしゃぶは美味しくおじやも優しい味

東京で、色んな展覧会も見て、エステもして、人と会って、色々食べれて、飲んで満足して帰って来ました。でも以前から風邪を引いていた上、東京滞在の時はとても気温も低かったので、風邪がお腹にきちゃいました。ただ痛いだけ。でも痛くて寝られなかったりでとてもつらいものでした。こんなときはまたおかゆなどが登場するのですが、腹痛がおこるとは予想だにしなかったので、その日の食材はハモでした。”ハモしゃぶ”って家で食べたことないので楽しみにしていた矢先に腹痛です。痛み止めが効いた頃は11時前。これが、脂っこい食材なら、食べる人を見ながら白がゆと梅干しなのですが、あっさりしてそうなので、ハモしゃぶ、順延でなく決行しました!!食いしん坊は、飽くなき追求をしてしまいます。昔、妹が小さい頃、「お腹痛い〜、でも食べる〜!」と言いながら食べていたのを思い出しました。きっと好物が食卓に上がっていたのでしょうね。

 ハモはあらをグリルで焼いて鍋に昆布と入れ、酒と少量の淡口醤油で出汁を作ります。アクが出たらとって食卓のコンロの上へ!
 切ったハモ、お豆腐、揚げ、水菜、そしてたっぷりの斜め切りの白ネギ。白ネギは、東京銀座、羅豚(ラブ)で美味しかったのでマネてみようと用意しました。

 鍋の出汁がふつふつっとなるまで温め、大量の白ネギを投入します。そこへ、ハモを入れ煮えすぎないように食べていきます。お豆腐や揚げ、水菜も入れて食べ、ハモタイム。さっきまで、腹痛だったのに、あっさりしているから、美味しいから食が進みます。

でも用心していて、お酒はもちろんなしで、食べすぎないように気をつけていました。最後のおじやのためにおなかを空けておきたかったのが正解かもしれません。鍋の最後のおじやってなんで美味しいんでしょうね。美味しいんぼで一番美味しいおじやは鍋に水を入れただけで作ったおじやでした。ただ、京都のスッポンで有名な大市の土鍋を使ったとかでした。”スッポンの味が染みこんで入る鍋”にまで、我が家の鍋を変身させることは不可能なので、材料を買い、そのたびの味のおじやを楽しみます。

 翌日も痛みはあれど、ハモしゃぶ&おじやで気分的に元気になれました。すっかり治ったらお酒で美味しい鍋を楽しむつもりです。