揚げナス、お湯ナス、煮ナスの三拍子→冷蔵庫

 煮物の翌日の冷えたのを食べるのが好きです。温め直したりもしないのが好きです。煮物は出来たてから一回冷ますことで味がぐ〜っとしみわたると浜三郎さんに教えてもららいました。でもたいていは、作ったその日のうちに食べてしまいぐ〜っとしみた煮物はなかなか当たりません。今日は冷えたナスの煮物が食べられました。要するに昨日食べきれなかったからです。美味しいお酒ともOKでしょう。でも温かいご飯と冷えた煮物の組み合わせを楽しみます。今回のメニューではないのですが、私は冷たい茶碗蒸しも好きで、温かいご飯の上にのせて温まりきらないうちに食べるのも、小さいときからのお気に入りの食べ方です。
美味しいナスの煮物を作るには、熱い油でナスを揚げます。”揚げナス”

お湯につけ、余分な油を落とします。”お湯ナス”

鍋に出汁にお砂糖、お酒、お醤油、あれば”いしる”(イカしょうゆ)で味を整え温めたところに、揚げナス後のお湯ナスの水気を切っていれます。油揚げも好きな大きさに切っていれてしばらく煮ます。”煮ナス”

今回面白かったのは、ナスは丸ごと使ったところです。見た目もびっくりだし、揚げてあるからやわらかく少しずつ食べながら、ゆっくりとお酒も楽しめます。
そして”煮ナス”は、冷蔵庫で冷やして、翌日食べてまた飲んで....秋の味覚を楽しみます。