普段イタリアンはパスタ&サラダで

 イタリア料理は、お店へ行かないで、家で作ることが多いです。お店へ行けば、普段つくれないような材料でのお料理も食べられますがしょっちゅう行けるわけでもありません。手長エビだとかは、家で用意出来ずブラックタイガーで代用です。ズッキーニの花のフライも家では栽培からだと気の長い話になります。
 以前京都伊勢丹の6階のワンサカンサというイタリア料理のお店へ行った時のことです。このお店はベビー用品の階なので、昼間行けば赤ちゃん連れでもランチできるような、子供ようのメニューもあります。夜に行った時なのですが、色々頼もうとしたらお店の人に「多いですよ」と言ってもらい、二人でサラダとパスタを一品ずつ頼みました。そのサラダには、たっぷりのベビーリーフに魚介が色々あってサラダボウルをまた別の大きな氷を入れたボウルに入れ、くるくる回しながらドレッシングで和えてくれました。特別に何かしてくれるというのはイイ感じです。鉄板焼きのCMで、ステーキを炎で包むパフォーマンスを見て、外国のお客さんがあごに手をやり「ほ〜!」というしぐさを見せるシーンがありました。そこまでのびっくりはないけれど、直前に冷え冷えのサラダを作ってくれるのが、嬉しく感じました。
 
 そこで、得たのは、家でのイタリアンは”パスタとサラダ”で充分。お客様が来られたら、メイン的なものは作りたいのですが、普段はサラダを工夫して楽しめばいいなという事になりました。今回作ったサラダは、ベビーリーフ2パックに鶏の塩焼きをもせたものです。鶏肉は、少し塩をあてて、おいておきます。そうすることで少々安いお肉でも臭みが消えます。オリーブオイルをニンニクと一緒に温めて、カリっと焼きます。仕上げにワインを入れフタをして火を通します。あまり焼きすぎると、固くなるので要注意です。ドレッシングは、カナダで買った’灯台’というドレッシングは、ショウガがきいたオレンジ味のもの。美味しいのですが、少し甘いので、塩とレモンを加えて味を整えます。冷やしながらくるくる和えたりは出来ませんが、大きな器に盛れば素敵なメインになりました。