お盆にちなんで精進サンド

 お盆には、肉けを使わない料理、「精進料理」と言われています。学生の頃、お盆の頃、たまたま友達と遊びに行って釣りをして、その魚を焼いて食べていたのですが、途中で「お盆に殺生していいのかなあ?」と誰かが言い出しました。シ〜ン....としばらく。でも、釣りはするは、食べるはで、もうバチもあたる事確実です。「無益な殺生より、有益な殺生で、きれいに食べてしまおう」と誰かが言ったので、そういうことにして、釣ったお魚はキレイに食べました。
 お盆に、お仏壇にお供えされる、塗りのお盆に、小さな塗りの器に盛られたお料理を見るのが好きでした。ズイキの炊いたの、高野豆腐の煮たもの、ササゲ豆を茹でた物などです。母が、作ったものをお供えするのが、子供の役でしたが、お供えをするためお仏壇の部屋へ行く間、そのお料理が食べたくなって....さすがに食べませんでした。同じ料理を食卓で出されるとあまり惹かれないですが、可愛いままごとのセットのような器に盛られている精進料理が美味しそうに見えてしょうがなかったです。「食べたらバチがあたるかな...」と思うとよけい食べてみたくなったりしてました。一口つまみ食いしてしまったら、最後まで食べるしかないでしょう。
 
  精進料理を作ろう!とは特に思わないのですが、野菜を使った料理は好きです。スタバで、誰かが食べていて美味しそうだった野菜サンドを真似てみました。お盆にちなんで野菜サンドを朝食に食べ、朝からイイことした気分でスタートです。