ゆるり屋でユルユル楽しんだ夜


 寒いある日ご馳走になりました。場所は京都、新町西洞院間四条上ったところの「ゆるり屋」http://yo-nyan.blogspot.com/です。4人で入って個室的な部屋でした。まず野菜の盛り合わせの籠が手テーブルに運ばれてきて、野菜の説明を聞きました。

 色とりどりの野菜ですが、ネギ中心の構成です。それらは料理してもらうのですが、黒焼きしたり、炒めただけであるとか、シンプルな調理法のものがほとんどです。ご馳走してくださる先生は何回かこのお店へ来られてたので、その先生にお勧めを聞き「淡路島のタマネギの黒焼き」と「なんとかネギの黒こしょう炒め」(説明を聞いたのにネギの名前を忘れた私)をたのんでみました。一品はネギ類の料理が色々と、いろんな出汁の鍋がこちらのお店の特徴なのですが、メニューをみても迷ってなかなか決められませんでした。白鍋、黒鍋、赤鍋、和だし鍋....と色々あります。どれも食べてみたいと思ったのですが、豆乳の白鍋の豚しゃぶをいただくことにしました。

 ビールで乾杯し、お鍋が運ばれてくるまでに、「淡路島のタマネギの黒焼き」と「なんとかネギの黒こしょう炒め」をいただきました。黒焼きはタマネギを皮ごと真っ黒になるまで炭で焼かれたもので、中はほくほくした甘いタマネギに変身していました。こんなに甘みを感じるんだ....そして、黒こしょういためもネギのとろんとしたところを味わえる一品。どちらも美味しい料理でした。

 豆乳の鍋が運ばれてきて、豚肉のだんごも目の前で作られていきました。豚肉のスライスは好きに入れて豆乳のお出汁と一緒にいただきます。クリーミーだけれど、あっさりしているので飽きがこなさそうです。気心が知れている4人組でつつくお鍋は楽しい会話と共に時もユルユルと過ぎていくのでした。